お名前: Chihoさん (中国・上海市在住)
お仕事: スクールナース
家族: 夫・Patrickさん、子ども・Josephineちゃん (4歳)
■お仕事内容・頻度等を具体的に教えてください。
インターナショナルスクールで、スクールナースとして働いています。
日本の学校でいう『保健室の先生』のお仕事です。
■現在のお仕事を始めたきっかけを教えてください。
上海へは主人の転職(教育職)で来ました。インターナショナルスクールでは、夫婦共に教員のカップルが多く、教員でない配偶者も、スタッフとして学校で働いている場合が多いです。私はスクールナースとしての経験があったので、ポジションがあれば働くつもりでこちらに来ました。
とはいえ、ちょっぴり憧れの主婦生活ができる・・・と、楽しみでもありました。
そんな思いもつかのま、すぐにパートタイムのスクールナースの仕事を頂き、遠足の引率、高等部や週末のスポーツの試合などのナースとして働くようになりました。 1年前に小等部スクールナースのポジションが空き、正式にフルタイムで働くこととなりました。
■上海に来る前は何の仕事をしていましたか?
大学病院の病棟ナース、小児科外来ナース、夜間専門救命急ナース、大阪のインターナショナルスクールでスクールナースとして働いていました。
■上海に来るとき、どんな気持ちでしたか?
初めて転勤家族として海外で生活することに、漠然と不安はありました。 欧米人の多いエリアに住む事が決まっていたので、日本人と関わりが少なくなる、日本語が使えなくなる事が不安でした。
実際には意外と日本人の方が住んでいて、すぐに日本人のお友達ができました。 不思議といろんな国からの国際結婚カップルが多いのに驚きました。
■今のお仕事は、どんなときにやりがいを感じますか?
看護の仕事に長い間関わっているので、看護師は妻、母と同じように自分の役割のひとつ。 この仕事に縁があったので、与えられた環境で自分の力を発揮するのは、自分の使命のように感じています。
看護力を伸ばしながら、子供達へ最善のケアと子供達の健康維持に役立ちたいと思っています。
看護では、苦しんでいる場面で対応することが多いので、不甲斐ない思いや葛藤も経験します。 気持ちのアップダウンもありますが、社会貢献することが大切だと信じて働いています。 上司や同僚に私の仕事が評価され、保護者や子供たちからの温かい言葉や信頼が自信につながり、仕事へのやりがいを感じます。 なによりも子供達の笑顔が、私の力になっています。
■上海で仕事をする上で、感動したエピソードを教えてください。
うーん。。。 感動したエピソードというとちょっとずれますが、家族がみんな同じ敷地内にいられることが幸せです。 私たちは家族みんなで一緒に、同じ場所へ出勤/登校します。 こどもの休み時間を覗いてみたり、疲れたときは娘の顔をこっそり見に行ったり。 主人も同じ職場なので、何か困ったらすぐに相談できるし、グチをこぼしに主人の顔を見に行く事もあります。 主人も同じです。 家族は私のサポーターです!
■日本へはいつごろ帰国しますか?
未定です。チャンスがあれば日本に転職を考えていますが、縁次第ですね。
■帰国したら、何をしたいですか?目標や夢を教えてください。
この先どこで生活するか全く未定ですが、どこに行ってもなんらかの仕事をしていきたいです。 自分で道を開いて、何か新しいことがしたいと思う事もあります。 まだそれが何なのか分かりませんが、看護以外の働くスキルも身につけたいです。
■これから上海へ来る女性、または現在在住中の「何かにチャレンジしたい!」という皆さんへ、一言アドバイスをお願いします。
チャンスがあれば働いてみるのもあり、 ボランテイアもあり、いろいろな習い事に挑戦してみたり、上海の美味しいものを追究したり、自分の経験、知識、特技や趣味を活かして自分が自分らしく輝く場所、楽しめることはみつかると思います。 上海には魅力的な女性がたくさんいます!