Vol.4 奥田美和さん (システムエンジニア、ITキャリアコンサルタント)

 New! 2013.09.11更新

奥田美和さん (千葉県在住) 

システムエンジニア、 ITキャリアコンサルタント

 

ご家族: 夫と二人暮らし

 

海外の渡航先と在住歴: 20053月~20083月 タイ・バンコクに3年間在住。 その前後、国内転勤で数回移動新潟→東京→タイ→大阪→東京(千葉)


 海外赴任前の仕事: システムエンジニア、パソコンスクールインストラクター

 

 


■現在のお仕事について教えてください。


システム開発のプロジェクトリーダーをしています。

 


■やりがいを感じるのはどんなときですか?


お客様・同僚・協力会社さんの全員で力を合わせてシステムを作り上げ、最終的に「使いやすい!」「ありがとう!」とお客様に喜んでもらえた時です。



■現在のお仕事につくために、どのような勉強、準備、努力をしましたか?


IT業界は常に最新技術の勉強&実務経験が必要なので、2年ブランクが空くとIT業界では技術者として働くことができません。タイ+大阪転勤で5年もブランクが空いてしまったので、千葉に戻ってきた時は、一度は大学の研究室で事務をやりましたが、次第に、またIT業界で働きたいという気持ちが強くなりました。


趣味でHPを作成していたので大学の研究室のHPを作ったということもあり、パソコンスクールに通ってWebサイト制作の技術を学び、派遣会社に登録してWeb制作会社で仕事をすることができました。

そこで1年働いたところで、かつて一緒に働いた方の力添えがあり、IT業界に復帰しました。



■勉強や準備をする上で、大変だったことがあれば、教えてください。

 

事務職から技術職に復帰しようとした際、キャリアカウンセラーに相談したものの、IT業界に詳しい方は少なかったことです。また、「女性SEは出産などで一度辞めると技術者としては復帰できない」と言われ、IT業界への復帰を諦めた時もありました。


■どうやって苦労を乗り越えましたか? どのようにやる気を維持したのでしょうか?

 

自身の就職活動での経験を経て、「IT業界に詳しいキャリアカウンセラーが少ないなら、私がなる!」と、CDAというキャリアカウンセリングの勉強をしました。そのおかげで、まずはWeb業界に転職できました。

 

ただ、Web業界よりもIT業界の方が向いていると分かり、再度転職活動を行いましたが苦労し、「技術者に復帰できないなら、産業カウンセラーの資格も取ってITキャリアコンサルタントになり、同じように悩んでいる女性SEのサポートをしたい!」と、産業カウンセラーの勉強もしました。



■家事との両立の為にどのような工夫をしていますか?


専業主婦の時は家事を満喫し、週3勤務の時は家事も仕事も頑張り、週5勤務の時は家事は手抜きをする。仕事は手抜きできない分、家事は完璧にしようとは思わないようにしています。

 


■ご主人の協力は得られていますか?

 

結婚当初から主人が積極的に家事(特に土日の料理)を手伝ってくれているので、助かっています。



■帰国後に仕事へ復帰したい女性の皆さんに向けて、アドバイスをお願いします。


大企業の総合職として働いていた方ほど、海外駐在によって「キャリアが途切れる」と嘆いている様子を目の当たりにしてきました。駐在先で色々な習い事やボランティアを通じてやり甲斐を見出し、特定の趣味を極めて帰国後はカルチャースクールで先生をやったり起業したりしている方も多くいらっしゃいます。海外での引越しを実績という武器にして、整理収納アドバイザーとして活躍されている方もいます。


また、駐在中に語学を極めて、帰国後は大企業で語学を活用した仕事に就いている方もいらっしゃいます。

最近は日本企業の海外進出が進んできたので、帰国後事務職に復帰したいという方も、海外関連部署なら駐在妻の経験を存分に活かせるのではないでしょうか。その為には「日本ではできないこと、今ここにいるからやれること」をたくさん経験して視野を広げておくといいと思います。

 

企画・営業やWeb業界に興味がある方なら、現地の駐在妻向けのWebサイトの企画や制作などを手伝うと、それがそのまま職務経歴書に書ける実績になりますよ!

 

◆追記◆


奥田美和さんは2014年1月より個人事業主として起業、IT・キャリアカウンセラーとして、転勤族の妻のキャリアをサポートする活動をしています。

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